木造について

様々なところに田中工業の大工による
匠の技が光っています。

目指しているのは
暮らしに「ちょうどいい家」

家づくりの中でも「木」を大切に考えるということ。木の家造りの現場においては、その素材の魅力を充分に引き出せる大工の技能がとても重要です。

私たちは現在では珍しくなった、大工が社員の工務店。この体制を続けているのは、大切に守り、残したいものがあるからです。大工が長年培った経験。そして時代に合わせた長期優良住宅としての機能。大工が吟味し、手刻みした鳥取の木材を使用するとともに、環境に配慮しながらも、クオリティを追求した空間に仕上げます。

しかし、生活になじまない技術では意味がありません。私たちは暮らす家族にとって「ちょうど良い家」を目指しています。それは、必要以上に高級にならないこと。コストカットのために手を抜かないこと。デザインや設計、材料や価格などトータルバランスで「ちょうど良い家」を目指して、日々精進しています。

家族の健康を第一にお考えなら
本格木造の「健康」住宅です

木の優しさ、やすらぎ、木造住宅のよさを、最新技術で磨き上げました。
安心と快適が“ずっと”つづく
住まいです。

本物の木材へのこだわり

こだわりの木材は、その8割が鳥取県産。上質の木材には家ダニの繁殖抑制効果があり、アレルギー皮膚炎を引き起こす心配もなくなるので、デリケートな小さなお子様がいるご家族も安心して暮らせます。また、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを含まない合板、接着剤、壁紙の糊等を使用。家族が永く住まう家だからこそ、健康で、そして笑顔で暮らせる住まい空間を実現します。

呼吸する「木」の住まい

家へとその姿を変えても、呼吸し続ける木。寒暖の差が激しく、湿気の多い日本の気候風土の中で、「木」という素材の優れた断熱性・調湿性は、時を超えて今も快適な住まいづくりには欠かせないものです。また、「冬暖かく、夏涼しい」だけでなく、木の持つ独特の優しさは、住む人に安らぎを与えます。住む人のライフスタイルに合わせた自由設計と温かな自然素材で理想の住まいを作りあげます。

人が作り上げる安心空間

人と同じように、木にはそれぞれ顔があり、腹や背もあります。それを見分け、それぞれを活かす唯一の方法、それは人間の手で作りあげること。木の表情や細かな部分の見極めは、コンピュータを使ったプレカット工法では難しいのです。材木を知り尽くした大工が墨付けをする本来の在来工法技術による住まいが、快適な生活を守り続けます。

本物の「木の力」

木材にはフィトンチッドという物質を発生させます。
この物質には殺菌・殺虫作用、悪臭除去効果があり、人の心拍数や血圧にも良い影響を与えてくれます。

なぜ木造住宅なのか?

私たち田中工業が「木造住宅」をお勧めするのには、
経験に基づいた次のような5つの理由があります。

日本の気候風土にあっている

高温多湿の日本では夏の暑さと湿気に対応できる住まいでなければなりません。在来工法による木造住宅は空気中の湿度が高くなると水分を吸収し、低くなると放出する調湿機能が備わっています。温度変化による湿度の変動を抑える為結露しにくい。つまりカビや細菌の繁殖を抑制するのです。
昔の人の知恵の結晶である土地それぞれの風土にあった住宅が好ましいのです。

健康面に優れている

プレハブ住宅やツーバイフォー住宅のように構造体や主要な部分に接着剤を多用した合板を使用しない為、最近話題になっています。
ホルムアルデヒド等によるシックハウス症候群に対し対応のしやすい住宅です。オゾン層の破壊で紫外線が増大していますが材木は紫外線等波長の短い光を吸収しますし、表面の凹凸が光を拡散させ目に与える刺激を小さくします。また、適度に光を吸収し音をまろやかにもしてくれます。衝撃に関しては、コンクリートのように直接足に刺激を与えません。人間の足に衝撃を与えにくいというのは木材がたわむ為であり、体育館等の床が木でできているのはそのことからです。

暖かみがある

木材は金属やコンクリートと比べると熱伝導率が低い材料です。そして木材自身が持つ温度域が人間と同じため、直接触れても暖かみを感じます。また、木の香りには、人の精神を落ち着かせる効果があります。
香りだけでなくその色調、肌触り、吸音性などには嗅覚・視覚・触覚・聴覚を通じて気分を和らげ豊かな感情を育んでくれる材料なのです。 身近なところで、机・イス等木製のインテリアを使うのはそういった理由からではないでしょうか。

環境にやさしい

木材は、石油や石炭などの化石資源、鉄やアルミニウムなどの資源と異なり、再生産可能な資源です。しかも、地球上に最も多く存在する資源です。また、利用した資源はいつかは破棄しなければなりません。
建替等の時には丸太、柱などを再利用できますが廃材も発生します。木材は腐り、CO2と養分に還っていきます。
また、燃料として利用することも可能です。植林をすれば、発生したCO2を吸収することができます。木材は循環型の資源なので木材を利用することは環境にもやさしいということです。

強度もある

木材は軽い割には縦方向の力に強く、住宅の構造用材料に適しています。比重で見ると引張に強いコンクリートの約10倍の力があります。
鉄等はある一定の温度(降伏点)に達すると急激に強度の低下がおこりますが木材には急激な強度の低下はありません。
また、断面積の大きな木材は表面が燃えても、表面に炭化層ができて内部は燃えにくくなります。俗に木造建築物より鉄筋コンクリート造の建築物が耐久性があると思われがちですが、世界最古の木造建築法隆寺の金堂、五重塔は約1,400年の間、いくどとなく大きな地震や大型の台風に見まわれたことでしょう。当時の大工は、構造力学など知らなかったはずです。それだけ木造は強度と耐久性を備えているのです。

以上のようにすべての条件を備えた木材は典型的な資材であり、それを利用した在来工法による木造住宅は環境と調和したライフスタイルに最も適した住宅といえます。

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